第2室。こちらにある意味目玉とも言えよう「春日権現験記絵」。
人が動かない・・・
原因はド真ん中で単眼鏡を持って動かない三人組。そこで列が止まり、
後ろからは第1室から流れる客で押すな押すなという通勤ラッシュか?
と思うほど。ホントにねー安易な言葉ですけれど「空気読んで」ほしいですね。
押されて後ろの人に逆切レしてたお姉さんがいたけど、その後ろの人だって
押されてるんだよ。別にアナタを押したいわけじゃないのにね。と、
見てて思いました。
と言うわけで、並んでる間に随分と詞書の方を読んでしまったな。
験記というだけあって殆ど願文なのですが、天孫降臨の次第から賑々しい
美文が連なっております。
絵の方も修復後ということもあり、巧緻な筆を楽しめましたし。
芸術新潮あたりでとりあげてくれないかな。切に希望します。
表装の萌黄絹も職人さんが織り上げとほぼ同時にお亡くなりになってしまった
のですよね。今後の修復にまた良い職人さんが現れてくれることを願ってやみません。
個人的には悲喜劇ともいえよう「絵師草子」が面白かったですねー。
どこまで人をヌカ喜びさせたら気がすむんだ。
で、教科書といえば「蒙古襲来絵詞」
“てつはう” だ “てつはう”www
教科書の小さなモノクロ写真では判らないけど、季長の馬が血を噴きながら
の奮戦ぶり。
加筆や改竄の説はいろいろとありますが、これに関しては皆さん見たい部分は
ほぼ一致して“てつはう”の場面だと思いますので、これはこれでアリじゃないかと。
「天子摂関御影」は以前にも見ましたし、混んでいたのでスルー。
「啄木調」の琵琶譜。啄木調は昨年の11月に実際に鑑賞する機会がありました。
持明院統の帝には琵琶は必須のものとのこと。
十種香箱二組。菊花のものと松竹薔薇。野薔薇というのが意外。
おおまかこのような花と思っていただければ。

刀剣で今回目を引いたのは「若狭正宗」。贄の具合に凄絶さを感じます。
伊豆栄本店にて夕餉に鰻重の梅を頂きました。
通された席の壁側にある棚の上に当代團十郎襲名披露の祝儀人形が
置いてありました(もちろん十寸見会の銘も入っており)・・・
ある意味タイムリー(笑)
お勘定場の横には小さな人形が並んでいるのですが、それよりも目を奪われるのは
豆羽子板に作られた芝居の演目の数々。お好きな方は一見の価値アリ。