Paeonia Garden

牡丹の英匂ひ満ち 大巾利巾の獅子頭 打てや囃せや 牡丹芳

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TOKYO 京劇フェスティバル 其の二

フェスティバル後期日程で、今日は北京京劇院と上海京劇院の公演。

まず午前公演は北京京劇院梅蘭芳京劇団の三国志モノ『呂布と貂蝉』。
夕方の公演は上海京劇院の水滸伝から『烏龍院』

『呂布と貂蝉』は「美女連環の計」ですね。
内容は虎牢関後の演義ほぼそのままです。
呂布のお着替えが多いのですが、(改良靠みたいのとか団龍蟒とか龍箭衣とか)
いずれも薄桃に水色というのがお約束。
感情の起伏で羚子が揺れ動いていくのがもうイヤン素敵。
単細胞かつ女好き色男を李宏図がその魅力満々に演じました。
純情可憐(?)な呂布可愛いよ呂布。
そして高い声で歌う歌う。小生の唱をたっぷり浴びせて貰いましたわ。

貂蝉(郭偉)はなよなよとして楚々とした風情を漂わせながらも、董卓呂布親子を
たぶらかしていく様はなんともいえない色気があり。
ワキを固める董卓(陳俊傑)、王允(韓勝存)も堅実に舞台を支えまして、
あ、鳳儀亭で人間違いした董卓にタコ殴りされる李儒がナントモ。


『烏龍院』は、えーと、宋江がまだ役人で梁山泊入りするちょっと前です。
手持ちの岩波文庫(85年の第33刷。全十三冊百回本)だとちょうど第三冊の
巻ノ二十一あたり。
(今の全十冊版だと、どうなってるかわかりません)

鄆城県で宋江(范永亮)が閻婆惜(/閻惜姣:熊明霞)を妾にする所からの悲喜劇。
時にファルスであり、スラップスティックでもあり。
あの地味な話をよくここまで作りこんだものだと、そちらの方に感心。
張文遠を演じている丑の巌慶谷がまた役者でのう・・・
惜姣から「お金にかえて」と髪飾りを渡されると
「やった!小遣いGET!」
とか、死後、鬼子になって尋ねてきた惜姣を言い当てるのに、数々の女性の名前を
並べた後、
「昨日六本木で遊んだ日本人のお姉ちゃん?」
とか時折日本語で挟むのがツボにハマる。
ああ、そういえば、宋江が閻母娘を世話するのに、仲立ちになった李大才に
家を探してもらうのに、李大才が
「金融危機の今が買い時」
とか言うていたな。さすが上海。都会人感覚のネタがそこかしこに。

惜姣は生きている時より死んでからの演技の方が目を引いたなー。
と個人的には思うのですがね。
哀れ張文遠、鬼子と化した惜姣に引きずられてあの世への旅立ち。

それにしても、本当に宋江って、アレよねぇ・・・という、惜姣を殺害した際の
パニックぶりが見事でした。<それでいいのか

ああ、4演目全て被りツキな席でおもしろかった~
来年は5月に『赤壁』が来ます。早くも楽しみ♪

| 日記 | 20:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おお、流石は巌慶谷www
ところで11月の新作水滸伝は耀ちゃん的にはどうですか。
まだ買ってないけど(主催がねぇ……)話としてはおもろいところが出そうだし。チラシには花和尚と行者もいるしね(そこかぃw

| むじるしそしな | 2009/10/03 23:19 | URL | ≫ EDIT

行こうかなと思ってたけど(1月5日参照)>水滸伝
都市対抗初日で発売日完全失念して出遅れたまま
なんでして。もう見たい席はないだろうと思ってるから
諦めまする。
今月は昆劇も見るしなー
趙永偉出てるからなぁ、惜しいけどなぁ
(「主催」より「劇院」。やるのは選手<笑)
あ、扈三娘も出るよ。呼延灼と関勝も名前でてるから、
話としては大分後ですな。

| 耀 | 2009/10/04 00:17 | URL | ≫ EDIT















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