Paeonia Garden

牡丹の英匂ひ満ち 大巾利巾の獅子頭 打てや囃せや 牡丹芳

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皇室の名宝 第二期

今日も夜間で入場。
しかし、ここ何週間かのうちにNHKやらが色々と煽って下さったためか、
平成館には行列ができていました・・・orz

展示室に入るより先に、企画展示室にある御物のレプリカを。
五絃琵琶や、箜篌。犂や箒。平脱の御鏡、また小石丸の織物など。
小石丸の繭が思っていたよりぐんと小さかった。
でも並べて置いてある一般養蚕の糸とは色ツヤが全く違いますね。

さて、展示室。第1室は東大寺献納宝物、一部の正倉院御物、古筆が主に。
献納宝物の類に関しては今まで3回くらい見てるような気がするな。
碧瑠璃の柄がついた刀子や法華義疏は確実に見てるな。という事で、
ほぼスルー。
しかし、太子と二皇子の軸は初見です。結構二皇子の袍がカラフル。
縅鎧の雛形はどう見ても初期の大鎧の形式なのに、江戸時代には
「太子の玩具」として扱われていたそうな・・・ムチャだ。

御物の方に目をうつすと、教科書でおなじみの漆胡瓶や銀薫炉、阮咸などに
混じって目をひく『国家珍宝帳』の「杜家立成」。光明皇后の宸筆とされますが、
・・・自分の筆に自信持ってもいいな。私<爆
「屏風花氈等帳」に署名されている仲麻呂以下の紫微中台メンバーはなるほど、
以前読んだ「正倉院薬物の世界 鳥越泰義著(平凡社)」の種々薬帳の署名と
ほぼ同じ。噂通り、御璽が一面ベタベタと。
この頃、道祖王やら奈良麻呂の乱があったのだよなー。前後して押勝の乱も。
遺された御物だけを見ていると仏教的平和社会を彷彿とさせますが、実際は
ずいぶん血なまぐさい時代なのですわね。

古筆のあたりにはいると、日々のいざこざはあっても、わりと「のどけからまし」
な三跡や三筆(除、嵯峨天皇)なども多く、昨日の冷泉家前期から、随分な量の
古筆を目にして、頭が飽和状態になりそうです。
継紙などはこちらの展示の方が状態よく充実しているかなぁ。とも思います。
安宅切の和漢朗詠集などとくに美しい。公任の大色紙も。


第2室。こちらにある意味目玉とも言えよう「春日権現験記絵」。
人が動かない・・・
原因はド真ん中で単眼鏡を持って動かない三人組。そこで列が止まり、
後ろからは第1室から流れる客で押すな押すなという通勤ラッシュか?
と思うほど。ホントにねー安易な言葉ですけれど「空気読んで」ほしいですね。
押されて後ろの人に逆切レしてたお姉さんがいたけど、その後ろの人だって
押されてるんだよ。別にアナタを押したいわけじゃないのにね。と、
見てて思いました。
と言うわけで、並んでる間に随分と詞書の方を読んでしまったな。
験記というだけあって殆ど願文なのですが、天孫降臨の次第から賑々しい
美文が連なっております。
絵の方も修復後ということもあり、巧緻な筆を楽しめましたし。
芸術新潮あたりでとりあげてくれないかな。切に希望します。
表装の萌黄絹も職人さんが織り上げとほぼ同時にお亡くなりになってしまった
のですよね。今後の修復にまた良い職人さんが現れてくれることを願ってやみません。

個人的には悲喜劇ともいえよう「絵師草子」が面白かったですねー。
どこまで人をヌカ喜びさせたら気がすむんだ。
で、教科書といえば「蒙古襲来絵詞」
“てつはう” だ “てつはう”www
教科書の小さなモノクロ写真では判らないけど、季長の馬が血を噴きながら
の奮戦ぶり。
加筆や改竄の説はいろいろとありますが、これに関しては皆さん見たい部分は
ほぼ一致して“てつはう”の場面だと思いますので、これはこれでアリじゃないかと。

「天子摂関御影」は以前にも見ましたし、混んでいたのでスルー。
「啄木調」の琵琶譜。啄木調は昨年の11月に実際に鑑賞する機会がありました。
持明院統の帝には琵琶は必須のものとのこと。

十種香箱二組。菊花のものと松竹薔薇。野薔薇というのが意外。
おおまかこのような花と思っていただければ。
ロサ・ムルティフローラ

刀剣で今回目を引いたのは「若狭正宗」。贄の具合に凄絶さを感じます。

伊豆栄本店にて夕餉に鰻重の梅を頂きました。
通された席の壁側にある棚の上に当代團十郎襲名披露の祝儀人形が
置いてありました(もちろん十寸見会の銘も入っており)・・・
ある意味タイムリー(笑)
お勘定場の横には小さな人形が並んでいるのですが、それよりも目を奪われるのは
豆羽子板に作られた芝居の演目の数々。お好きな方は一見の価値アリ。

| 美術・博物館・名所旧跡 | 22:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あー、そーか、「てつはう」があるんだ!w
行かれるかなぁ…

| むじるしそしな | 2009/11/21 12:52 | URL | ≫ EDIT

うん、とりあえず行っておいたほうが良いと思う。

| 耀 | 2009/11/21 14:16 | URL | ≫ EDIT















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