Paeonia Garden

牡丹の英匂ひ満ち 大巾利巾の獅子頭 打てや囃せや 牡丹芳

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『東洋絵画の清華』

神宮に行く予定も無くなってしまいましたのでね。<基本的に怒りは収まっていない
二子玉川の静嘉堂文庫まで。
「東洋絵画の清華 -1 珠玉の日本絵画コレクション -」を観に。

門から建物へと続く緑道の緑が雨に濡れた後とて色濃く。

静嘉堂文庫 初夏の緑

東洋絵画の清華 東博との相互企画で「平治物語絵巻」現存3巻のうち
 の1巻「信西」が公開中。
 ただいまは第2期で、第二段(信西自害)から第三段
 (首実験)まで。
 追捕逃れ難しと伊賀山中で自害した信西の骸を郎党が
 土中に隠したのを、出雲前司源光保とその手勢が掘り
 起こし、
 骸から首を切り落とし薙刀に掲げて粟田口別当惟方の
 検分にかける。という場面。

遺骸の首を背から前に手をかけて切り落としている場面はなまなましいですねぇ。
精緻この上なし。第1期の第一段、今後の第四段よりはある意味「信西巻」の
クライマックスなので。いや、第四段の獄門首が見たいという方は別ですよ・・・

仏画は南北朝期の特徴強いもの(垂迹説)が多く室町よりも前、禅宗が流行り
だした頃ではありますが、こちらは金泥、戴金、濃い彩色、とコテコテ系。
とはいっても、細密な筆使いの宝冠や持物、蓮華座、文殊の獅子、普賢の象、
暗い背景色の中に金、緑青の緑、胡粉が浮かびあがる様。当時これらを描かせ
乍らも闘争に明け暮れた人々の矛盾を抱えたが故に却って篤くなった信仰を
仰ぎ見る思い。

趣向かわって金彩鮮やかな屏風は「四条河原遊楽図屏風」。
河原で遊芸舞台、見世物小屋、茶屋、射的、動物使い、などに打ち興じる人々の
活き活きとした描写は今の我々と同じです。

倭漢朗詠抄の太田切は深い青の舶来唐紙に唐草の摺。開かれていたのは下巻の
ちょうど「松」、「竹」、「草」、「鶴」などのあたり。
編纂は公任といわれています。水茎麗しい端整な筆致は目のご馳走。

応挙の「江口君」、ただただ優美なだけではなく、普賢の現じた姿を写す品の高さ
を兼ね備えた美女。

早い時間に出かけたので、午後の雨はしのげました。

| 美術・博物館・名所旧跡 | 16:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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